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2 塗装(塗料)の質を落とす

通常、塗装工事をする際には、塗料を3回に分けて塗ります、
下塗り、中塗り、上塗りと言われる工程です。下塗りは下地を塗りますので、
どの業者も手を抜きづらいですが、悪質リフォーム業者の中には中塗りと上塗りを1回で済ませようとする業者がいます。
中塗りと上塗りを1回で済ませることで、塗料のコストと1回分の職人の工賃の削減になるのです。
そのような手口を避けるために有効な方法は、必ず2度目と3度目で違う色の塗料を使うよう伝えることです。
2度目と3度目の塗料の色が違っても、仕上がりの壁の色には特に影響はしません。
よっぽど違う色の塗料を使わない限り、問題はありません。
また、違う色の塗料を使う事で、塗モレを無くす事にも繋がります。
中塗りと上塗りで同じ色を使用していると、どんな慣れている職人でも上塗りの際に
塗り切れていないという場合があります。
ですから、必ず塗装工事が始まる前に「中塗りと上塗りは違う塗料をつかうんですよね」と質問してください。
そこで、嫌な顔をするような業者でしたら、消費者に不安を与えない努力と品質向上についての
努力が足りない業者であると言っても過言ではありません。